清瀬産生乳で作られたフレッシュチーズ3種
東京都には、東京都酪農業協同組合に所属する36の牧場があり、そのうち5つが清瀬市にあります(2025年8月時点)。
清瀬市は都内でも有数の酪農地であり、ここで搾られた新鮮な生乳は、東京都目黒区のGOOD CHEESE LABORATORYに運ばれ、モッツァレラ ノディーニ、リコッタ、ブッラータの3種類のフレッシュチーズに加工され販売されています。
モッツァレラ ノディーニ

モッツァレラ ノディーニは、イタリア語で「小さな結び目(nodino)」を意味する、結び目状に成形されたモッツァレラです。
ひと口サイズで食べやすく、爽やかなミルクの風味と程よい弾力が特徴。カプレーゼやサラダ、生ハムやパンとの相性も抜群です。
ブッラータ

ブッラータは、イタリア・プーリア州発祥のフレッシュチーズで、モッツァレラの袋の中にクリームと細かく裂いたモッツァレラを詰めたものです。
ナイフを入れると中からとろりとしたクリームがあふれ出すのが特徴で、濃厚でありながらミルキーで繊細な味わいを楽しめます。
トマトやバジルと合わせたカプレーゼや、生ハム・オリーブオイルとのシンプルな組み合わせが定番です。
リコッタ

リコッタは、チーズを作る過程で残ったホエイ(乳清)を再加熱してつくられるフレッシュチーズです。
名前はイタリア語で「二度煮る」を意味し、ほんのり甘くミルキーで軽やかな味わいが特徴。パンやサラダにそのままのせたり、はちみつをかけてデザート感覚で楽しむのも定番です。
どこで買える?販売場所と入手方法
清瀬市での購入方法
3種のフレッシュチーズは、主に清瀬市役所本庁舎1階の売店で販売されています。
販売は不定期ですが、これまでの傾向としては「第3水曜日」に行われることが多く、在庫があれば翌日も販売されます。
過去の販売実績は以下の通りです(2025年8月時点)。
- 2025年3月18日(火)、19日(水)
- 2025年4月15日(火)、16日(水)
- 2025年5月21日(水)
- 2025年6月18日(水)
- 2025年7月16日(水)
- 2025年8月20日(水)
また、市内イベント『キヨセ de フェスタ in まつやま』での出店実績もあります。
販売情報は清瀬市観光協会のInstagramで告知されるため、最新情報を知りたい方はフォローしてチェックしてみてください。
公式オンラインストア
3種のフレッシュチーズは、GOOD CHEESE LABORATORYのオンラインストアでも販売されています。
また、日比谷や自由ヶ丘にある実店舗でも、チーズを活かした料理が提供されているため、興味があれば是非訪れてみてください。
おすすめの食べ方

清瀬市役所で3種のナチュラルチーズを購入し、実際に食べてみました。
料理系ブロガーではないので、料理の出来の悪さはご了承ください…。
モッツァレラ|爽やかな王道カプレーゼ
モッツァレラといえば「カプレーゼ」ということで、2品作ってみました。
個人的には、チーズの味わいをしっかり感じられる「定番カプレーゼ」がおすすめです。

<材料>
- モッツァレラ ノディーニ
- トマト
- エキストラバージンオリーブオイル
- バジル
- 黒胡椒

<材料>
- モッツァレラ ノディーニ
- トマト
- 生ハム
- アボカド
- エキストラバージンオリーブオイル
ブッラータ|サーモンと相性抜群
モッツァレラがトマトと相性抜群なように、その派生系であるブッラータも同じようにカプレーゼにぴったりです。
加えて、ブッラータの濃厚な味わいは、スモークサーモンのような風味の強い食材とも相性抜群です。

<材料>
- ブッラータ
- スモークサーモン
- アボカド
- 小松菜
- エキストラバージンオリーブオイル
リコッタ|シンプルに粗塩と黒胡椒
リコッタはクセがなくほんのり甘みがあるため、そのまま食べても美味しく楽しめます。
シンプルに塩や黒胡椒をふったり、オリーブオイルをかけてサラダに和えて食べるのがおすすめです。

<材料>
- リコッタ
- 黒胡椒
- 粗塩

<材料>
- リコッタ
- トマト
- レタス
- 黒胡椒
- お好みのドレッシング