清瀬市役所産のはちみつ「きよはち」:地域の自然と取り組みが生んだ貴重な逸品

清瀬市について
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東京都内でも自然が息づく清瀬市。その取り組みの一つ、「東京清瀬市みつばちプロジェクト」が注目を浴びています。

驚きの場所で行われている養蜂活動から生まれる貴重なはちみつ「きよはち」。

自然と共に育む逸品の魅力に迫ります

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清瀬市役所産はちみつ「きよはち」とは

市役所の屋上で養蜂?!

東京都でありながら自然あふれる清瀬市。

清瀬市では、豊かな自然を生かす街づくりとして「清瀬エコプロモーション」という取り組みが実施されています。

「清瀬エコプロモーション」の活動の一つである「東京清瀬市みつばちプロジェクト」では、都内初となる自治体職員による養蜂活動を行っています。

その養蜂場所が清瀬市役所の屋上にあるというのだから驚きです!

清瀬市役所産はちみつ「きよはち( Kiyohachi)」の販売

「東京清瀬市みつばちプロジェクト」で採れたはちみつは、「きよはち( Kiyohachi)」と名付けて販売を始め、今では清瀬市のふるさと納税の返礼品としても活用されています。

清瀬市の豊かな自然環境によりミツバチは着実に数を増やし、平成26年からの4年間で年間平均およそ64kgのはちみつを収集できているそうです。

すごい・・・。

清瀬市がPR動画を多数公開

YouTubeの清瀬市公式チャンネルにて「清瀬市みつばちプロジェクト」をPRしています。

プロジェクトの紹介やはちみつが出来るまでの工程など、興味深くて面白い動画満載です。

養蜂活動は自然保護活動に大きく貢献

ミツバチは、花蜜や花粉を求めて花や樹木を飛び回る「ポリネーション(花粉交配)」という習性があり、その過程で野菜や植物の受粉を媒介しています。

世界のほとんどの農作物がミツバチの媒介によって受粉しているといわれているほど。

ミツバチの生態と役割!気になる習性や疑問も確認しよう
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市役所屋上から飛び立ったミツバチは、市内を飛び回り、清瀬市の自然保護活動に大きく貢献しています。

「きよはち」の購入方法

きよはちは一般販売していないようです。

小規模で養蜂しているため、清瀬市役所で開催される「清瀬はちみつマルシェ」、またはふるさと納税での購入が現実的です。

第1回 清瀬はちみつマルシェ2021年10月17日
第2回 清瀬はちみつマルシェ2021年12月2日、3日
第3回 清瀬はちみつマルシェ2022年8月4日、5日
第4回 清瀬はちみつマルシェ2022年10月16日

「きよはち」のコラボ商品

きよはちのコラボ商品は色々ありますが、いずれも確実な購入ルートはなさそうです。清瀬市のふるさと納税返礼品として扱われているため、そこでの購入が確実と思われます。

私が見かけたコラボ商品

清瀬市在住の私が見かけたコラボ商品をご紹介します。見かけたら随時アップデートしていきますね。

2023年8月28日情報
清瀬駅前のセブンイレブンにて「ハニージェル」が売っているのを目撃しました。

2023年8月29日
清瀬駅前にある高級食パン専門店「考えた人すごいわ 清瀬店」で「きよはちラスク」が売っているのを目撃ししました。

ネットでもコラボ商品が販売

調べてみると、ネットショップで販売しているコラボ商品も複数見かけました。

「きよはち」廃止の危機!?

2014年にスタートした「清瀬市みつばちプロジェクト」

しかし、当時養蜂チームのリーダーを務めていた市職員が、2年間で3度もミツバチに刺されてアナフィラキシーショックを発症しました。「人命に関わる問題」として、今は養蜂とは無関係の市税課への異動しています。

この件もあり、市役所内では養蜂撤退の声が相次ぎました。

廃止の危機だった市営養蜂ですが、2023年8月23日に「継続」という判断が公式に発表されました。

清瀬市の顔になりそうなユニークかつ自然に優しい取り組みは、市民からの強い存続の声が上がったためです。

ただ、流石に素人の市役所職員では荷が重く生命に関わるため、民間事業者に業務委託して継続することとなりました。

民間事業者は養蜂のプロです。

清瀬市の市役所産はちみつブランドの更なる発展が期待できそうですね。

おわりに

清瀬市役所産のはちみつ「きよはち」は、市役所の屋上で行われる養蜂活動を通じて生み出される清瀬市ならではの商品です。

清瀬市の自然環境と地域の取り組みが結集し、美味しいはちみつが生み出されています。

市役所屋上での養蜂活動は、自然保護活動にも貢献し、豊かな環境を守る一環として注目されています。

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