清瀬市での子育て経験談と地域の魅力

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清瀬市について
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清瀬市は、住む人々にとって理想的な環境を提供する都市の一つです。

その魅力は、静かな暮らしと自然環境から、便利な交通アクセスまで多岐にわたります。

今回は子育て世帯に焦点を当て、清瀬市在住の私の経験談も踏まえて、清瀬市の子育てしやすさについてご紹介します。

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清瀬市の住みやすさ

清瀬市は、多くの魅力を持つ住みやすい場所です。その魅力の中心には、平穏な生活と自然豊かな環境があります。
さらに、交通アクセスの利便性と地域社会との密接な結びつきも、この都市を引き立てる要素です。

こうした要因が、子育てに適した環境を提供し、多くの家族に選ばれる理由となっています。

清瀬市での子育ての魅力と、住みやすさの詳細について、これから詳しくご紹介します。

自然豊かな地域

清瀬市は、東京都内でありながら自然に恵まれた地域です。

市内の緑豊かな公園や川辺は、市民の憩いの場として親しまれています。
特に柳瀬川沿いの清瀬金山緑地公園は、川遊びやBBQが楽しめる人気スポットです。

地元の保育園や学校では自然を活用した保育や教育を実施しており、子どもたちが自然と触れ合いながら成長する機会が豊富にあります。

交通アクセスの利便性

清瀬市は、西武池袋線を通じて東京の主要部と直接的に結ばれており、その交通アクセスの利便性が大きな魅力の一つです。

清瀬駅から西武池袋線に乗れば、池袋駅や渋谷駅、有楽町駅、横浜駅、元町中華街駅へ直通でアクセス可能です。都内各地への移動がスムーズで、日常の通勤や通学、レジャーにも非常に便利です。

さらに、ディズニーリゾート(舞浜駅)へのアクセスも容易で、清瀬駅から2駅手前まで直行できるため、家族連れにとって非常に便利です。

地域社会とのつながり

清瀬市は都心に比べて遥かに田舎です。

一方、田舎ゆえに周囲との距離感が近く、子供を連れて歩くと、ご年配の方がよく声を掛けてくれます。

「可愛いね」と声をかけてもらうと、親も笑顔になれ、子育ての疲れも吹っ飛びます(笑)

地域全体で子供を見守ってくれる風土がある清瀬市は、子育ての場としては非常に適した地域だと思います。

清瀬市の子育て環境

清瀬市は、子育て支援の面で非常に魅力的な環境を備えています。

本章では、市が提供する出産・育児支援制度、保育園への入園しやすさ、昼夜を問わない治安の良さなど、子育てに関する具体的な情報を詳しく紹介します

出産・育児支援制度

他の自治体同様、清瀬市にも様々な出産・育児支援制度があります。

その中でも私が有用だと思った制度を2つご紹介します。

(1)給付金・助成金

出産・育児にはどうしてとお金がかかります。それに対して各自治体が様々な支援をしています。

清瀬市は市の給付金・助成金のほかに、東京都としての補助も受けられます。

代表的なものを3つご紹介します

018サポートは、都内在住の0〜18歳の子供を対象に、月5,000円を支給してくれる東京都の制度です。(4ヶ月ごとにまとめて支給)

出産・子育て応援ギフトは、国の出産・子育て応援給付金を活用し、以下の経済支援を受けることができます。

国からの給付都からの給付
出産応援ギフト5万円相当
子育て応援ギフト5万円相当5万円相当

合計15万円相当の商品券が貰えるので大助かりです。ミルク等の消耗品だけでなく、ベビーカーやベビーシート、家電製品など、産後に必要な高額な製品も揃っています。

医療費助成は、都内各区市町村内に住んでいる高校生以下の子供の医療費助成制度です。

あまり高収入の人は所得制限に引っかかりますが、平均年収であれば、以下の助成をフルで受けられます。

名称対象負担割合
乳幼児
医療費助成
(マル乳)
乳幼児保険給付:8割
助成割合:2割
自己負担:0円
義務教育就学児
医療費助成
(マル子)
小学生
中学生
通院に係る医療費(1回あたり)
保険給付:7割
助成割合:3割-200円
自己負担:200円

調剤、入院及び訪問看護に係る医療費
保険給付:7割
助成割合:3割
自己負担:0円
高校生等
医療費助成
(マル青)
高校生通院に係る医療費(1回あたり)
保険給付:7割
助成割合:3割-200円
自己負担:200円

調剤、入院及び訪問看護に係る医療費
保険給付:7割
助成割合:3割
自己負担:0円

乳幼児は肌荒れ、発熱が頻繁にあります。まだ小さいと市販薬もなかなか使えないので小児科に通う頻度が多いです。

そのような時期に受診料がかからないのはかなり助かります。

また、うちの子はヨダレ等で口周りがよく荒れたので、自己負担0円で診察・処方を受けられたのは大変助かりました!!

(2)つどいの広場

「つどいの広場」は、赤ちゃんから小学校へ行く前の子ども達とパパ・ママ、おじいちゃん・おばあちゃんが一緒に遊べる場所です。

それぞれ子育てアドバイザーがおり、子育ての不安や悩みに答えてくれます。

「つどいの広場」は市内に5ヶ所あり、母親同士の交流の場として人気です。

息抜きにもなるので非常におすすめです。
私の妻は頻繁に活用していました。

保育園への入園しやすさ

保育園への入園しやすさを表す指標として、新規入園決定率を見るのがオススメです。
新規入園決定率は「入園した児童数÷入園申請した児童数×100%」で算出されます。

2023年の清瀬市の新規入園決定率は95.5%で、これは東京都及び隣接する埼玉県の自治体中で第3位にランクされており、圧倒的な入園しやすさを示しています。

昼夜の治安

清瀬市の統計きよせ、警察庁の犯罪統計資料を基に、人口千人あたりの刑法犯認知件数を算出して表にまとめました。

人口千人あたりの刑法犯認知件数
清瀬市東京都埼玉県
2017年(平成29年)7.649.188.67
2018年(平成30年)6.888.338.19
2019年(令和元年)6.507.577.56
2020年(令和2年)4.855.986.06
2021年(令和3年)4.065.465.47

データから分かる通り、清瀬市は東京都や埼玉県の中では比較的治安が良い地域であることが分かります。

駅周辺には、カラオケやパチンコ施設があるだけで、歓楽施設は殆どありません。

ラブホテルや風俗店もないので、昼夜通して子供が安心して出歩ける環境が整っています。一方、駅から離れた住宅街だと、少し暗く、夜間の一人歩きに少し不安を感じる人もいるようです。

子育て世帯におすすめの施設

清瀬市の施設

あくまで私個人の感想ですが、清瀬市内には魅力的な子供向け施設は少ないです。

敢えておすすめするとしたら「子育て支援カフェ~ホワイエ~」「清瀬市児童センター(ころぽっくる)」でしょうか。

特にころぽっくるは、玩具もたくさんあり、卓球ができたり、外な芝生エリアでボール遊びも楽しめるので、乳児から幼児まで幅広く楽しめるおすすめ施設です。

①清瀬市児童センター(ころぽっくる)

清瀬市児童センター(ころぽっくる)は、清瀬市中央児童館、ころぽっくるセンター(有料貸し出し施設)の2つからなる複合施設です。

清瀬市中央児童館では、就学前の乳幼児と保護者の方を対象とした遊び場「プレイルーム」、小学生を対象にした「小体育館」、小学生以上を対象とした「自習室」、誰でも自由に利用できる「図書コーナー」のほか、音楽スタジオや子ども会議室などの施設があります。

ころぽっくるセンターでは、205席を備えたホールや、学習、文化芸術活動を行うための貸出し施設があります。ホールでは、子ども向けのイベント等が行われ、用途によっては、座席を取り払い平面利用も可能なつくりになっています。

また、外には神山公園という大きい公園があり、ブランコやジャングルジム、ロッキング遊具、ストリートバスケットなどで遊ぶことができます。夏に湧水が流れる親水広場もあり、夏休みになると子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。

②子育て支援カフェ~ホワイエ~

Cafe FOYER~ホワイエ~は、本園であるせせらぎ保育園の隣にある子育て支援カフェです。

小規模保育所(ちあふるガーデン)と子育て支援スペース(カフェ)が併設されています。

カフェスペースでは、園庭遊びや親子向けワークショップを楽しむことができます。身体測定などのイベントも行っています。

公式Instagramがあるので、ワークショップの詳細はこちらをご覧ください。本当にみんな楽しそうです。

市外の施設

清瀬市内には目立った子供向け施設は少ないですが、周辺地域がかなり充実しており、車10〜30分の距離にはおすすめできる施設が多数あります。

正直すべてを紹介しきれないので、厳選した3つをご紹介します。

①所沢航空記念公園

所沢航空記念公園は、清瀬駅から車で15分、または車で15分の距離にある大規模な公園です。

埼玉県で最大規模の県営公園であり、国内初の飛行場である所沢飛行場の跡地に作られました。

園内には所沢航空発祥記念館のほかにテニスコートなどの各種運動施設、野外ステージ等が整備されています。

清瀬市から近いうえに、子供向け遊具も多数設置されているので、気軽に行ける公園として非常におすすめです。

②ららぽーと富士見

ららぽーと富士見は、清瀬駅から車で25分の距離にあります。

全国のららぽーとの中で3番目に広い施設(2023年9月時点)で、「もっとママに優しいららぽーと」を目指して、女性目線の工夫を随所に取り入れています。

屋内外に子供向け施設が充実しており、乳児から小学生まで幅広く遊べる設備が整っています。

③西武園ゆうえんち

西武園ゆうえんちは、清瀬駅から車で20分、または電車で30分の距離にあります。

東京ドーム4.5個分の広大な敷地を持つ西武園ゆうえんちは、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに2021年リニューアルオープンしました。

昭和の街並みを再現した遊園地で、アトラクション、プール、イベント、ショー、レストランなど、ボリューム満点の体験を楽しめます。

遊び予約サイト「アソビュー!」の「遊びの年間ランキング2022~遊園地・テーマパーク編~」において、東日本第1位を獲得するほど人気の遊園地です。

子供と楽しめるイベント

清瀬市では、子供と一緒に楽しめるイベントとして以下のようなお祭りが開催されています。

開催時期イベント名会場
5月スプリングフードフェスタ清瀬市役所
7〜8月けやきロードフェスティバル清瀬駅北口
7〜8月清瀬ひまわりフェスティバル下清戸3丁目
8月ふれあいロード夏まつり清瀬駅南口
8月サマーフードフェスタ清瀬市役所
10月きよせ市民まつり清瀬駅北口

フードフェスタやふれあいロード夏まつりは、会場がそれなりに広いので、ベビーカーでも行きやすいです。

清瀬ひまわりフェスティバルやきよせ市民まつりは、清瀬市を代表するイベントです。

清瀬在住の私が感じた良い点・悪い点

最後は清瀬市での子育て経験談として、清瀬市在住一児のパパである私の感想をお伝えします。

清瀬市の良い点

私の感じる清瀬市の良い点は、土地代が安いこと、買い物がしやすいことです。

仕事の関係上、西武池袋線沿線に家を買う必要がありましたが、都心はもちろんのこと、埼玉県よりにある石神井公園駅やひばりヶ丘駅周辺も非常に高額です。所沢駅も近年の急速な開発により飛躍的に価値が上がっています。

一方、清瀬市は、自然を活かす街づくりを目指している為、近隣駅に比べると発展が遅く、お手頃価格で購入できます。

北口には西友、南口にはオーケーストアがあるので、日常の買い物には一切困りません

車で15分程度でニトリやヤマダ電機など、30分程度でららぽーとに行くことができ、非常に便利です。

子育て中によく利用するアカチャンホンポやベビーザらス、西松屋には車で10〜20分程度で行くことができます。

また、近年急速に開発が進んでいる所沢駅にも電車で5分以内なのも便利です。
特に小さな子供の場合、電車移動でグズってしまうケースが多いですが、5分程度であれば、グズることなくショッピングを楽しむことができます。

清瀬市の悪い点

生活していて不便に感じる点は、駅近の道が狭いことです。

駅から少し離れれば道が広がりますが、駅近は歩道が狭い場所が多く、目的地によってはベビーカーでの移動がしにくかったりします。

また、駅北口の西友は良いのですが、南口のオーケーストアは店内が非常に狭く、ベビーカーではまず買い物ができません

また、車だと西武池袋線の踏切をなかなか通り抜けられないのも少し不便かもしれません。

別ルートでトンネルを抜けることも出来るので、私は踏切を使わずに生活しています(笑)

おわりに

さて、これまでの説明で清瀬市は子育て世帯にとって穏やかで魅力的な場所であることがお分かりいただけたかと思います。

清瀬市は昼夜を問わず安心して生活できる治安、充実した出産・育児支援制度、そして子供たちが楽しめる施設やイベントがたくさんあります。

また、静かな環境と自然の美しさ、便利な交通アクセス、そして地域社会との温かいつながりが、清瀬市を住みやすくする要因です。

もちろん、どの地域にも一長一短がありますが、以下に該当する人には清瀬市はもってこいの地域だと思います。

  • 西武池袋線沿線が良いが、そこまでコストは掛けられない。
  • 普段の買い物は駅前で全て済ませる。
  • 家電・家具・子供用品のような特別な買い物は車で10分 or 電車で5分圏内にあれば良い。
  • 居住地域は静かが良い。
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